不凍液

種類
種類 特徴 記号
1種 AF 冷却液の凍結防止及び防食の目的で一冬使用できるもの。
2種 LLC 冷却液の凍結防止及び防食の目的で年間を通して使用できるもの。


品質
項目 種類 適用箇条
1種 2種
密度(20℃) g/cm^3 1.112以上 8.1
泡立ち性 mL 30体積分率%水溶液 4以下 8.2
水分 質量分立 % 5.0以下 8.3
PH値(常温) 30体積分率%水溶液 7.0~11.0 8.4
凍結温度 ℃ 50体積分率%水溶液 -34.0以下 8.5
30体積分率%水溶液 -14.5以下
金属腐食性
30体積分率%
試験液88±2℃
336±2h
金属試験片 質量の変化 mg/cm^2 アルミニウム鋳物 ±0.60 ±0.30 8.6
鋳鉄 ±0.30 ±0.15
±0.30 ±0.15
黄銅 ±0.30 ±0.15
はんだ ±0.60 ±0.30
±0.30 ±0.15
外観 試験片とスペーサーとの接触部以外に
目視で認めることのできる腐食があって
はならない。ただし変色は差し支えない。
試験中の泡立ち性 冷却器から泡があふれ出てはならない。
試験後の液の性状 PH値 6.5~11.0
PH値の変化 ±1.0
液相 色は著しく変化があってはならない。液
は、ゲルの発生などの著しい変化があっ
てはならない。
沈殿量 体積分率% 0.50以下
循環腐食性
30体積分率%
試験液
88±3℃
1種 336±2h
1000±2h
金属試験片 質量の変化 mg/cm^2 アルミニウム鋳物 0.50以下 8.7
鋳鉄 ±0.60
±0.30
黄銅 ±0.30
はんだ ±0.60
±0.30
外観 試験片とスペーサーとの接触部以外に
目視で認めることのできる腐食があって
はならない。ただし変色は差し支えない。
試験後の液の性状 PH値 6.5~11.0
PH値の変化 ±1.0
液相 色は著しく変化があってはならない。液
は、ゲルの発生などの著しい変化があっ
てはならない。
部品の状態 ポンプシール部 運転中作動不良を起こさず、液漏れ及び
異常音があってはならない。
ポンプケーシングの内面及びポンプの羽根 著しい腐食があってはならない。
アルミニウム鋳物伝熱面腐食性
25体積分率%試験液 135±2℃ 168±2h
試験片の質量の変化 mg/cm^2
±2.0 8.8

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